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信じて実践するのは難しいけど、効果はある?
先日の角川書店Kindle本70%オフの時には、最終的に29冊の本を買ったんですが、これはその中の1冊。
髪が薄くなってきたんじゃないかなとちょっと心配な人には、ちょうどいい”エサ”になりそうなタイトルの本ですね。何を隠そう、この僕もそのエサにガバッと食いついてしまった一人ですw
脱シャンプーとは?
アラフォーな世代になり、たまに妻から「おでこがピカピカしてきたね♪」なんていわれて、おでこがちょっとずつ後退してきているのか!?なんて思いながらも、そんなに気にはしていなかったんですが、そんな時にタイミングよく見つけたのがこの本。
最近、話題になってる「脱シャンプー」本です。「湯シャン」とも言いますね。
どんな内容かというと…出版社のコメントにはこうあります。
「髪」に関して悩む人は、年齢や性別を問わず増えています。毎日のストレス、食生活、ホルモンバランス、遺伝や病気……。しかし、原因はそれだけではありません。お風呂の度に使用している”シャンプー”にも関係しているというのです。薄毛で悩む方、こんなに抜けて大丈夫かしらと悩む方、それから猫っ毛だと思い込んでいる方は是非、この本を読んでみてください。読み終わるころには、買いだめしたシャンプーを捨てたくなるでしょう。
担当編集はシャンプーをやめて7ヶ月(発売時点)。ニオイもベタつきも気になりません。制作を進めるうちに編集部にどんどん広まって行った「脱シャンプー」の輪。ノンシリコンシャンプーより、高級エステより断然効果的です。『肌の悩みが消えるたった1つの方法』と合わせて、是非ご覧ください。
→ 『シャンプーをやめると、髪が増える 出版社からのコメント』
筆者のクリニックを経営している宇津木龍一さんも、奥さんから同じようなことをいわれて仕事柄シャンプーやリンスについて調べるようになり、この脱シャンプーを実践するようになったんだとか。
宇津木さんが考える薄毛になる過程はこんな感じ。
- シャンプーやリンスには強力な界面活性剤や発がん性物質、ホルモンをかく乱する成分や防腐剤など、怪しげなものがたくさん含まれている。
- シャンプーでは頭の皮脂をすっかり洗い落としすぎてしまう。
- 皮脂が不足すると、皮脂腺が皮脂をもっと作って補わねば!とがんばるため皮脂腺が大きく発達。
- 皮脂腺が発達しすぎて毛に供給されるはずの栄養の多くが皮脂腺へといってしまう。
- 毛が栄養不足状態になり、髪が十分に成長できなくなる。
- 太くて長い毛が減って、逆に、細くて短いうぶ毛が増える→薄毛の道へ
もちろん遺伝によるハゲもあると思いますが、この薄毛の過程には僕も妙に納得させられました。確かに、「毎日シャンプーするほど髪の毛は汚れるのか?」といわれたら、「確かにそんなに汚れないよなぁ」と。
まずは1週間、脱シャンプー(湯シャン)を実践してみた
というわけで、お金もかからないしどんなもんかなと1週間、脱シャンプー(湯シャン)をやってみました。脱シャンプーといっても全く髪を洗わない訳じゃありません。
髪を洗うときにシャンプーやリンスを全く使わなくするだけ。
- まずは櫛を使って髪を梳かします。短髪なので梳かすほどの髪はありませんが、お湯で洗う前に汚れを落とすのが目的です。
- お湯を頭にザバーっとかけます。そのあとお湯を掛けながら(シャワーを頭に掛けながら)5分ぐらい掛けて優しく指の腹を使って皮脂を落としていきます。
- シャンプーした後のように、油っぽさが全くなくなることはなく、終始ぬるっとした感じですが、気にしない。
- 風呂上がりは髪をタオルでゴシゴシせずにポンポンとたたくようにしてタオルに水分を吸わせます。
- ドライヤーの熱は髪を傷めるので、脱シャンプーしてからはずーっと冷風で使ってます。
30年間近くシャンプーを使って、あのサッパリ感に完全になれてしまっているので、このヌルヌル間には戸惑う人が多いかもしれませんね。
こんな感じで1週間ほど脱シャンプーをやってみた結果はというと…
あんまり効果が分からない。
というのが正直な感想です。
ただ、妻からは「枕が臭くなくなった気がする」「おじさんみたいなにおいがちょっと減ったような…」という意見が出てますので、全く効果がないということはなさそう。というか”おじさんみたいな臭い”・・・いわゆる加齢臭らしき臭いがしてたのかよと。そんなこと言われると…ちょっとへこむわ。
ま、臭いが減ったのはうれしいことなので前向きに捉えようと思います。
あと、シャンプーをしないので髪の艶がハンパないです。ギトギトと言い換えてもいいかもしれませんが、そんなに気になるようなべたつきじゃないのでなんかうれしくなってます。
整髪料も使わなくなりました。この本にも書かれてますが、皮脂が髪をコーティングするので適度な整髪力が出てきているようです。寝ぐせもすぐに直ります。
かゆみやふけに関しては、以前はたまにかゆみがあったんですが今のところ全くかゆみはありません。フケもほとんど出ていませんね。
宇津木さんによると、シャンプーを断ってから3週間ほどで皮脂の分泌量が少なくなりはじめ、4〜5ヶ月もたてば、皮脂量が減り、皮脂腺がすっかり縮むようなので、最低でも1ヶ月は続けてみようと思います。
最後にこんな引用で締めくくり。
日々、歳をとり、老化現象がすすんで髪も徐々に薄くなっていくのは、自然の摂理ですから、髪を増やそうなどと欲張らずに、いまの状態を維持することに専念したほうがよいのです。そして、たとえば20年たっても、髪がまったく減っていなかったら、ヘアケアとしては大成功です。
追記:2016.8.3 脱シャンプーのその後…
約1か月ほど試してみたんですが、僕の場合は皮脂のギトギトに耐えられなくなってやめてしまいました。
詳細はこちらの脱シャンプーその後の記事をご覧ください。
脱シャンプーで髪は本当に増えたのか!? 衝撃の結果と洗髪方法と育毛グッズを紹介